湯シャンに失敗したので代替案を考えてみた
湯シャンてシャンプーリンス代かからないし、髪にもいいらしい。
合成界面活性剤を使うと肌にも良くないし、環境にも良くない。湯シャンはそのどちらにもいい。
そう聞いて、今年に入って湯シャンチャレンジを2回した。
1月ごろに1回目、3月ごろに2回目を実施したが、粘った2回目も一ヶ月で頓挫。
2回目は
徐々にシャンプーする間隔を開けていく
↓
頭皮がベトベトしてきたらシャンプーする
という順で慣らしていったが、ベトベトしてくると一回のシャンプーではベトベトが取れなくて2、3回シャンプーすることになり、それがめんどくさすぎて辞めた。
でもドラッグストアの激安シャンプーは髪が痛むから使いたくない。
母が薄毛で、しかし私はどうしても死ぬまでふさふさでいたい。
よって、シャンプーは結構良いものを使っていた。それにはどうしても費用がかかる。
それに、高くても合成界面活性剤の入ってないシャンプーはほとんどない。
シャンプーバーにしようかとも考えたが、溶けやすいと聞くし、値段がそこそこする。試してダメだった時の財布ダメージが大きい。
しかも、体洗う用、シャンプー用、リンス用の石けんが並ぶとお風呂掃除の時邪魔そうで二の足を踏んでいた。
合成界面活性剤が肌に良くないとか、環境に良くない問題の解決策を考える時、私は江戸時代やそれより前の時代の人たちがどうしてたかを調べたりする。
江戸時代の洗髪方法を調べてみたところ、当時は10日に一回くらい髪を洗っていて、洗う時は「うどん粉」を使っていたらしい。
うどん粉……?
江戸時代っていうと関東は蕎麦のイメージだけど、うどん粉ってそんなに出回ってたんだろうか。
そういえば洗車に小麦粉水使うと綺麗になるって聞いたことあるわ。
パスタの茹で汁で食器洗いすることあるけど(アルカリ性で油汚れ落ちるから)そんな感じか。
現代で真似するとしたら重曹シャンプーが近そう。
重曹使ったら、頭皮を酸性に戻すのにリンスが必要だからクエン酸シャンプーも必要に違いない。
そこまで考えてふと気づいた。
アルカリ性でいいなら、重曹じゃなくても体を洗うのに使ってる石鹸でよくない?
肌の為、節約、お風呂掃除の手間削減、三つの理由で、私はお風呂場に石鹸とシャンプー1本(リンスのいらないシャンプー)しか置いてない。
シャンプーや重曹の代わりに石鹸で洗えば、お風呂に置くのは石鹸とクエン酸リンス用のボトルだけになる。
物が増えないし、重曹買うより初期費用が安い!
というわけで、石鹸シャンプーを初めて一ヶ月経った。
めちゃくちゃ良い。
髪サラサラツヤツヤ。
頭皮さっぱり。
(ただし、髪が傷んでいる状態で石鹸シャンプーを始めると、クエン酸リンスをしても最初は軋みがひどい可能性はあるのでご注意を)
出かける時も、パサパサしないので整髪料は使わない。
ちょっと髪を整えたい時だけワセリンかオーガニックのヘアオイル使う。
整髪料も使わないことで、より顔の肌の状態がいい。
いいこと尽くめだった。
合成界面活性剤を使わないことで皮脂分泌が正常に戻ってくれれば、今後湯シャンにも移行しやすいのではないかと考えている。
普段は湯シャンで、江戸時代のように石鹸シャンプーは10日に一回するくらいが理想。
様子見て3度目の湯シャンチャレンジをしていきたい。
最後に、私の石鹸シャンプーのやり方について。
手順は、石鹸を直に濡れた髪に撫でつけた後、シャンプーと同じ容量で泡立てて洗う。
濯いだ後、クエン酸水をかけて、髪に馴染ませるように軽く揉み込んでから濯ぐ。以上!簡単!
石鹸もクエン酸も肌に残らないように濯ぎは注意深くやっています。
石鹸は「アレッポからの贈り物」というオリーブ石鹸を使用。
ずっと愛用している石鹸だが、最近化粧水などを辞めたことで肌がつっぱらなくなったので、次はもうちょっと安い石鹸でもいんじゃない?と思い始めてます。
500mlのお湯に6gくらい(適当)のクエン酸を溶かして使用。
これで一ヶ月以上持ちます。コスパ最強。
保存容器は家にあった百均のタッパ。湿気に強ければ瓶でもジップロックでもなんでもOKです。
お風呂に入る前に、濡れてもいい容器にクエン酸を6g程度入れ、それを持って風呂に入り、リンスの時に容器にお湯を入れてクエン酸を溶かしてから使っている。
風呂に持ち込む容器は使わなくなったSAVASのシェイカーと、プロテインについてきた大きめの計量スプーン(8g)を使用。8gだと多いから少なめによそってます。
(SAVASの容器はお湯NGなので自己責任で)
容器をゆくゆくは脱プラしたいと思いつつ、そもそも湯シャンに移行するならわざわざ買い替えたくないという思いもあってこれを使ってます。
尚、ネットでクエン酸リンスの作り方を検索すると500mlに大さじ1,2杯くらいが主流のようです。
私はその量だと肌がピリピリして痛くて無理でした。
500mlに大さじ1くらいからやってみて、自分で最適な濃度に調整していくといいと思います。