にじさんじの葛葉、叶くん、黛灰のコラボが私は結構好きだった。
まだコラボ名がない時に流しながら見ていて、黛灰卒業の今になって「バイオレンス武田」という意味不明なコラボ名がついていたことを知った。
最初「バイオレンス武田」と聞いて、なんだそれ?武田とコラボするのか?と思ってしまったが、後で調べて彼らのカッコ悪すぎるコラボ名に笑ってしまった。
そのバイオレンス武田が昨日、最後のコラボ配信をしてくれた。
コラボの多くは、音声のボリュームバランスが悪かったり、同時に喋る人が多かったりで、耳の悪い私には聞き取れないことが多くて、後から字幕を入れてくれている切り抜きで見ることが多い。
でもこの三人のコラボは、なんでか聞き取れる。
ゲームプレイが中心でそんなにずっと喋らないし、喋っていても会話がきちんと気持ちのいいキャッチボールになっていて、それぞれが好き勝手に喋る感じでもないからかもしれない。
このコラボはいつも三人でど突き合いをしながらゲームしている。
ゲームに疎い私には、ゲームつよつよ勢の彼らが何をしているのか全然わからないことが多い。
でも三人で声を掛け合いながら段々戦略をブラッシュアップしていくのが見ていて心地よかった。
三人ともゲームをクリアすることを純粋に楽しんでいるのが見ていて伝わってくるし、合間に繰り広げるプロレス芸も楽しい。
今回の配信は、いつものど突き合いはほとんど見られなかったけど、だからこそ、人に見せる配信というよりは、最後にゲーム仲間が集まって夜通しわいわいゲームをする感じが、「てぇてぇ」だった。
この配信、ゲームのファンと、三人のファンしか見ても全然面白くないと思う。でも逆にそれがいい。ファンはゲームに真剣になる三人の協力プレイの姿がめちゃくちゃ楽しかった。
葛葉の「おまえはにじさんじに必要だったよ」に、なんだか……胸いっぱいになった。
たぶん黛のリスナーは皆、首もげるほど頷いていたに違いない。
今となっては葛葉も叶くんもスケジュールが大変すぎて、このコラボはもう見られないと思っていたから、
最後にもう一度、この配信を見ることができてよかった。
思い入れのあるコラボは活動終了までに全部やろうとしてくれている黛も、それに協力してくれるライバーさんたちにも感謝しかない。
黛の生前葬凸待ち配信か、最終日の配信で、黛なら最後の最後に何か仕掛けをしてくれているんじゃないかなと期待していて、
もしかしたらこの1ヶ月にやった配信の中にも伏線貼ってたりしないかなとも思ってるから、追いかけられるところは必死でくらいついて追いかけたいと思う。