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和太布ふきんをカットして使う方法

食器洗い、食器拭きに和太布ふきんを使っています。

これが汚れも落ちるし、丈夫ですぐ乾く、熱湯消毒できて清潔!

といいとこだらけなのですが、私はカットして使っています。

 

ただカットしただけだとほつれてきてボロボロになってしまうので、私がどう使っているのかをシェアさせていただこうと思います。

記載した方法はびわこふきんでも可能です。

 

 

和太布ふきんとは

お湯とふきんだけで汚れを落とせるので水を汚さないエコなふきん「びわこふきん」のシリーズの一つです。

びわこふきん 32×35cm

和太布ふきん  34×55cm

びわこふきんより和太布の方がすこし大きめで、お値段も和太布のほうが少し高いです。

人気な上に品薄らしく、よく売り切れているので、下のリンク先で売り切れていたら、Amazon楽天で検索してみてくださいね。

 

びわこふきんも使ったことがあり、どっちを使っても、食器洗いでの使用感はそんなにかわりませんでした。
和太布の方が目が細かいので、やや丈夫な感じがします。

 

私が今使っているのは和太布ふきんの方です。

極狭キッチンには大きすぎるので、食器洗いには4分の1、食器拭きには2分の1サイズで使っています。

 

この方法の場合、びわこふきんはカットしてしまうと小さすぎるので、
和太布なら食器洗い2枚、食器拭き1枚とれて、びわこふきんよりお得だなと個人的には思っています。

 

使用感についてはまた別途どこかで書くとして、今日はカットした際の端の処理について。

 

 

カットしたら端処理をしない状態では使わないほうがいい

 

ずぼらなので、最初はカットした後、端処理をしないで使用していたのですが、
使う度、洗う度、どんどんほつれて小さくなっていくので、やっぱり端処理をしないとダメでした。

 

ミシンがなくて、手縫いで対応もしたくない方は、
悪いことは言わないのでカットしないで使用したほうがいいです。

その場合は食器洗いには小さめのびわこふきんのご購入をおすすめします。

食器拭きは小さめがいいならびわこふきん、大きめがいいなら和太布と、自分に合ったものを選ぶと良いと思います。

 

 

 

和太布ふきんの端処理方法

ミシンを使うか、手縫いするかになります。

 

ミシンを使う場合

カットした和太布の端の糸の2本分位を、ミシンでジグザグ縫い!

 

これだけでOKです。

 

ジグザグ縫いがない場合は、一番端の糸の上を直線縫いするだけでも大丈夫なのですが、多分相当難しいです。

 

直線縫いのみのミシンしかなく、且つ手縫いは嫌だという方は、
カットする前に和太布の縦糸の上に直線縫いができるかテストしてから、カットすることをおすすめします。

 

 

ジグザグ縫いは端の糸2本分くらいをジグザグ縫いし、縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしてください。

 

こんな感じに縫えます。
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綺麗にやらなくても、だいたい縫えていれば大丈夫です。

返し縫いもふた針くらい返し縫いしておけば、それで十分です。

 

 

手縫いで端処理をする場合

端処理は手縫いでも可能です。

 

カットしたふきんの端の縦糸2本分に、巻きかがり縫いなどを施せばOKです。

 

その際、横糸(縫う方向に対して水平の糸)に針を通すようにする必要があります。

糸目が洗いので、糸と糸の間に針を通してかがり縫いをしてしまうと、ほつれ止めになりません。

必ず針は横糸を通すようにすると、ほつれが止まります。

 

お裁縫苦手な方向けに、やり方を写真で撮ってみました。

私も手縫いは苦手なので、縫い方は適当です。ご了承ください。

 

糸は二本取りにします。

※二本取りとは…通常は針に糸を通したら糸一本で玉結びしますが、糸二本で玉結びすることを二本取りといいます。

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以下、黄色い線の部分をカットすると想定した場合の説明になります。

 

まずは、縫い始めの処理。

角の、端から糸二本分内側の横糸に針を下から通します。
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縦糸二本分を開けて、横糸に上から裏へ針を通します。
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布をひっくり返します。

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玉結びの結び目を引っ張って糸を出します。
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引っ張り出した糸と糸の間に針を通します。
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そのまま糸を引くと写真のようになります。

これで縫い始めの処理はOK。
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あとは縫うだけ!

布を表に返して、次の横糸に針を通します。f:id:thankyou-x:20231020161255j:image

 

端の縦糸二本分より外に針を通します。
横糸に針を通すのが苦でない方は、この時、縦糸二本分より外側の横糸に針を通すと、より頑丈にほつれ止めができます。

(すでにカットしてある場合は、端の縦糸二本より外側には布がない状態ですので、針を通す意識は不要です。次へ進んでください)
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裏から、先の横糸に針を通します。

横糸は次の横糸でも、次の次の横糸でも、どちらでも大丈夫です。

縫い目を細かくするほうがほつれにくくなりますが、その分縫うのに時間がかかります。
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それを繰り返すとこんな感じになります。

(下手ですみません。笑)
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これで縫い終わりは縫い始めとおなじように糸と糸の間に一度針を通して玉止めすれば、完成です。

 

実際にやってみると、(美しさを追求しなければ)そんなに難しくないです。

 

 

横糸に針を通すのが難しければ、端にふちどりテープを縫い付けてもできないことはないのですが、
和太布の利点である速乾性が悪くなるので、そんなにおすすめしません。

ふちどりテープはこういうやつ↓です。百均でも売ってます。

(「バイアステープ」でも検索できますが「ふちどり」と「両折り」と二種類あるので「ふちどり」タイプを使用します)

 

 

 

端処理の結果

私はジグザグミシンを掛けましたが、
その後、和太布ふきんはほつれてこなくなりました!

 

端処理前は毎日ほつれて糸が出てきていて不衛生だったので、もっと早くやればよかったです。

端の糸がびろびろ出てこないので、使いやすさも格段に上がりました。

 

やる前はめんどくさいなと思っていましたが、
やってみると一瞬で終わりました。


意外と簡単ですので、ぜひびわこふきん、和太布ふきんをカットして使いたいなとお考えの方はぜひやってみてください。

 

カットして使えると自分の好みのサイズで使用できるので、より愛着が湧きます。

また、1枚で使うより、カットして複数枚にしたほうがお得感がありますよ!