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ユニットバスは掃除しやすい 物件選びが大事でした

引っ越して3点ユニットバスの部屋になりました。

 

私は風呂掃除が大嫌いで、風呂もトイレも掃除を毎日しないと気がすまないので

 

3点ユニットバスなら掃除が楽なのでは?

 

と考えて、あえてユニットバスの部屋にしました。

 

 

結論を先にいうと、

 

物件を選べば、ユニットバスの風呂掃除はとても楽!

 

という結論になりました。

 

ポイントは「掃除が簡単なユニットバス」を入居前に選ぶことになります。

 

とはいえ、バスルームに物が少ないミニマリストの場合です。

濡れたらまずい物をバス・トイレに置きたい方は当てはまらないかもですが。

 

お風呂掃除がつらい方が、ちょっとでも参考になる部分があるといいなと思い、

今日は掃除が簡単なユニットバス物件の選び方を書いてみたいと思います。

 

 

条件1 隙間が埋められている

これが絶対条件です。

 

浴槽とその周りの隙間が埋められている

浴槽と壁、浴槽と床に隙間が埋められているバスルームを選びます。

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最近の賃貸物件は、写真のようにほとんど埋められている事が多いです。

ですが、古い物件などは埋められていないものもあります。

 

パッキンで隙間を埋められていればまだいいのですが、パッキンすらないバスルームは、

 

絶対に絶対にやめましょう。

 

どう頑張っても隙間から水が入ります。

それがカビの温床になります。

そうなると浴室内の他の部分にもカビが生えやすくなるので、メンテナンスできないバスルームの物件は選ぶのを避けましょう!

 

 

エプロンがない

3点ユニットバスでは殆どありませんが、普通のバスルームはバスタブの横の部分の「エプロン」が外して洗浄できたりしますよね。

 

このエプロンなどのパーツが外せるようなバスルームも避けます。

 

外して掃除できるということは、定期的に外して掃除することが推奨されるからです。

 

エプロンを外して掃除するのはやったことありますがめちゃくちゃ大変ですし、かといって放置しすぎるとカビだらけになったり虫が湧いたりすることもあります。

3点ユニットバスだとエプロンが外せたりする作りは少ないですが、稀にあるので、外せるようなバスルームの部屋は、掃除を楽にするという観点では避けたほうがよいです。

ついでに、壁と隙間があるのに外せない棚がついているとかも避けたほうが無難です。

 

 

トイレも隙間がない方がさらにベター

欲を言えば、トイレも隙間がない方がもっといいです。

よくホテルの3点ユニットバスにあるように、トイレの後ろのタンクが洗面台からフラットに天板が続いてる形のバスルームですね。

これで、トイレの背面に隙間がなければ、それが最も掃除しやすいです。

 

このタイプでも、トイレの背面にパイプがあって、凹凸や隙間のあるタイプもあります。

その場合は、手を入れて掃除ができるか、掃除する時にやりづらさがないかを確認したほうがいいです。

 

ちなみに私の部屋は隙間ありのトイレタンクです。

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でも、トイレの裏まで水が飛ぶことはあんまりないので、
この辺りは、「隙間のないタイプのトイレだったらラッキー」くらいでいいかと思います。

 

条件2 パイプが掃除しやすい

鉄パイプが錆びていない

鉄パイプが錆びてるユニットバスは避けます。

なぜなら既に錆びてるパイプは更に錆が進みやすいからです。

 

また、拭き上げ掃除をする場合、錆びているところは拭きづらいですし、布巾に錆がついてしまい他の部分に錆の色が移ったり、付近の寿命が短くなります。

 

もっと言えば、私は錆びてるところを拭く行為自体が生理的に嫌です。

皆さんはどうでしょうか?

生理的に嫌な方は、掃除が億劫になるので避けたほうがいいでしょう。

 

パイプになにも巻かれてない

また、パイプにクッション材が巻かれているバスルームもたまにあります。

これもカビやすい、拭きづらい、ということから避けたほうが良いです。

 

おすすめはパイプが露出していないバスルーム。

なければ、パイプがプラスチックのバスルーム。

最低でも鉄パイプが錆びていないバスルームを選ぶことをおすすめします。

 

うちはトイレのパイプは鉄パイプが露出してますが、錆びてはいなかったので妥協しました。

 

また、掃除のしやすさとは少し離れますが、

錆びてるのに放置されている物件は、まず管理会社や大家さんがメンテナンスを適当にするタイプだと判断できます。

その場合、きちんとメンテナンスされている物件より、住んでから水漏れがあったりあったときの対応が杜撰だったりする可能性が高くなるので、そういう意味でも避けた方が無難です。

 

 

条件3 凹凸が少ない

タイル貼りではない

タイル貼りのバスルームはどんなに綺麗にクリーニングされていても、タイルの目地には汚れがつきやすいですし、カビも生えやすいです。

 

実家がタイル貼りですが、やっぱりカビが生えやすいです。

 

毎日拭き上げなければカビないようにするのは難しいですし、

カビが生えた時に除去するのも大変です。

 

 

棚などもない方がいい

棚などがあると水が貯まるので、定期的に拭く必要がでてきます。

こまめに拭かないのであれば水垢もつきやすくなり、掃除もその分面倒になります。

 

鏡の下や裏に収納があったり、

洗面台の下に棚があったり、湯船の上に石鹸置きがあるバスルームもありますが、ない方が掃除は楽です。

使わない棚などは、なるべくないバスルームを選びます。

 

ただ、バスルームにシャンプーや歯ブラシを置きたい方で、使えそうな棚や収納がある場合、掃除のしやすさと天秤にかけてみてください。

あったほうが便利ということであれば、棚がある物件も有だと思います。

 

 

トイレも凹凸が少ないほうがベター

トイレの便座や脚の部分にやたら凹凸があるのがありますが、これもなるべくフラットなタイプだとなお良いです。

 

特に脚の部分、裏側は手を突っ込んで掃除が必要な構造だったりすると、

ただでさえトイレ掃除はしたくない人が多いと思うので、掃除のハードルが爆上がりしてしまいます。

 

凹凸があっても、自分で触りたくないなと思うようなくぼみがないトイレを選ぶのがいいと思います。

 

 

条件4 換気扇がついている

ついてないバスルームがあるのかわかりませんが、換気扇が付いていないと当然カビが生えます。

 

換気扇の種類も、あまり古いものよりも、ホテルのバスルームのようなちゃんとした換気扇だとなお良いです。

 

窓がついているバスルームもありますが、窓よりは良い換気扇のほうがおすすめです。

 

真夏や雨の日などは、湿度が高い日に窓を開けても浴室を乾燥させるのは難しいためです。

風がない日も窓を開けているだけだと空気の流れが生まれないので湿気を飛ばす効果は低くなります。

また、冬は窓を開けると寒いので、換気扇の方がまだ寒さはマシです。
換気扇でも寒いけど。

 

 

条件5 掃除しやすい排水溝

この辺りから「できれば」の話になってきます。

 

掃除しやすい位置にある排水溝

洗面台の真下に排水溝があったり、

バスルーム自体があまりに狭すぎてしゃがんで排水溝が掃除できなかったり、

ただでさえ掃除したくない箇所なので、掃除のハードルが高くなる排水溝は避けたほうが無難です。

 

掃除しやすい構造をしている排水溝

新しい排水溝の物件のほうが、掃除しやすい傾向があります。

LIXILTOTOなどの最新バスルームなんかだと、排水トラップの上にカバーがあり、カバーをはずすとゴミかごがあり…みたいなタイプが一番掃除しやすいと思います。

 

ですが、安い物件の3点ユニットバスではめったにありません。

 

その場合は、自分が許容できる範囲の排水溝であるかを確認しておいたほうがいいです。

 

排水溝の真ん中にパイプが貫通してるタイプや、

無駄にパーツが多いタイプ、

ゴミかごが掃除しづらいタイプ、

明らかに掃除がめんどくさそうな排水溝のバスルームは避けたほうがいいです。

 

入居後にゴミかごをステンレス製に変えたらなんとかなる、など自分で対処することで許容できれば大丈夫です。

 

うちは掃除しにくいタイプの排水溝でしたが、ステンレスのゴミかごに変えて、毎日ゴミを捨てることでメンテナンスを楽にしてます。

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条件6 トイレはタンクの水栓なし、温便座なし

タンクの水栓なし

3点ユニットバスはあまりありませんが、トイレタンクの上に水栓がついているタイプは、水垢のメンテナンスが大変なので避けたほうがよいです。

あれはどうやったら水垢つかなくできるんでしょうか。

バストイレ別であっても水栓つき、私はおすすめしません。

 

温便座なし

また、3点ユニットバスの掃除の楽さだけでいうなら温便座やウォシュレットでないほうが楽です。

便座に水がかからないように神経を使うからです。

コンセントがバスルームにあると、そこに水かからないように注意も必要になってきます。

床はシャワーで流せると楽なので、電気が必要ないタイプのトイレが良いです。

 

ただ、ウォシュレットじゃないと無理とか、冬寒いから温便座がいいなど、拘りがある場合は拘りを優先してもいいと思います。

 

冬は温便座じゃないと本当に寒いですからね…。

 

 

条件7 広すぎない狭すぎない

広すぎない

広いバスルームのほうが気分はいいですが、広すぎるとその分掃除は大変です。

 

3点ユニットバスでもバスルームが広い物件はありますが、

広ければ広いほど、洗剤を使うし、拭き上げするにも工数がかかるようになっていきます。

 

掃除の観点のみで言うなら、バスタブも狭い方がいいです。

うちのバスタブは小さいので、拭き上げしても速攻で終わります。

 

狭すぎない

とはいえ、狭すぎると今度は掃除しながら打ち身が増えます。笑。

 

バスタブを掃除するのに洗面台に頭をぶつけるとか、

トイレの床を掃除したいのにしゃがむスペースがないとか、

あまりに狭いバスルームは動きづらさで掃除への心理的抵抗が生まれてしまうので、掃除がしやすい最低限の広さがあると良いと思います。

 

 

 

あとがき

というわけで、

 

3点ユニットバスは風呂掃除が楽!

 

だけど、

 

物件を選ぶ段階で掃除が楽なバスルームを選んだ方がいい!

 

というお話でした。

 

風呂掃除を楽にしたい、これから物件を探す、という方の
少しでも役に立ったら嬉しいです。