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「花は野にあるように」な生き方の探求所

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サランラップはいらない

サランラップって日常的に使ってますが、
改めて考えると「サラン」ってなんだよ?

って首傾げますよね。

 

検索してみたら、サラとアンという女性名をかけ合わせた名前らしいですね。

命名されるに至ったエピソードも面白いので、気になる方は検索してみてください。

 

さて、タイトルに「サランラップいらない」なんて書くと、
環境問題意識してるっぽい印象あるかもしれません。

 

 

しかし、違うんです。

プラフリーはできる範囲でやっているつもりですが、

それ以上に私は節約がしたいのです。

蜜蝋ラップに変えたとかでもないです。

 

 

使い捨てのものを減らすと、めちゃめちゃ節約になるということに気づいてから、

床掃除は放棄とちりとりに変えました。

排水溝ネットはやめて、ステンレスの受け皿を買いました。

トイレ掃除用のシートはトイレットペーパーに洗剤をつけてやってます。

 

そういう試みの1つに

サランラップいらない!

があります。

 

そもそも私は嗅覚が過敏で、

サランラップの臭いが料理につくのが苦手。

できれば使いたくなかったものの1つでもありました。

 

でも冷蔵庫に料理を入れておいたり、

おにぎりを作ったり、

ご飯冷凍したりするのも、

ラップなしでどうしたらいいのか、昔は分からなかったんですよね。

 

でも今は、ラップの代わりにシリコンの蓋みたいのが売っていたり、

耐熱ガラスや琺瑯容器も使う人は増えてきましたよね。

 

私の場合、

まず料理の保管は琺瑯容器にしました。

野田琺瑯というやつです。

 

これに一週間分の料理を作って冷蔵庫で保存し、

食べる時にワンプレートにおかずを少しずつ取り出して食べる。

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こうすると保存は琺瑯容器だけしか使わないので、食料保存時のラップは不要になります。

ただし、電子レンジを使う方は、耐熱ガラス容器がいいと思います。

 

野菜などの保管は、

週一回、買い物に行って、買ってきたものは全て調理してしまいます。

日持ちするおかずを一週間分作ってしまうんです。

そうすると、保存する野菜がほぼゼロ。

常温保存できるじゃがいもなどのみ紙袋に入れて保存。

どうしても冷蔵保存する野菜が余った場合は、そのまま冷蔵庫に入れて、数日以内に食べるか、干すか、漬物にするかにしてます。

 

うちには冷凍庫がないので、冷凍保存時にラップを使うこともありません。

冷凍保存したい方は参考にならなくてすみません。

ジップロックやスタッシャー、今は冷凍できる耐熱ガラスもあったりするので、工夫してみてください。

 

さて、問題はおにぎりです。

 

おにぎりをラップなしでどう作るか問題。

昔検索しまくって、晒やふきんを濡らして使うというのを見かけたことがあり、

それをやろうかと思った時もありました。

 

しかし、私はズボラです。

おにぎりを食べる度にふきんを洗わないといけないなんて面倒くさすぎる。

そして、冷静に考えれば、

昔の人ってラップなんかなかっただろうし、

時代劇とかだと素手で握ってますよね、おにぎり。

 

現代人がおにぎりを作る時になぜラップが必要かと言えば、

  • 手が汚れる
  • 手の雑菌がおにぎりにつく
  • 熱い

のが原因だと思います。

でも、

  • 手なんか洗えばいい
  • 手を石鹸でよく洗ってから握ればそこまで雑菌はつかないし、多少ついても死ぬわけじゃない。無菌状態の食べ物なんかないわけだし、雑菌が繁殖しないように具材や温度管理を注意するほうが大事。というか雑菌がつかない代わりにラップの有害物質付着するほうが嫌だ
  • 一度お茶碗によそって暫く置けば熱くない

ということに気づいてから、

手で握ってます。

 

 

  1. ご飯を一膳分お茶碗によそっておく
  2. 具材と海苔を用意しておく
  3. よく石鹸で手を洗い、更に石鹸の臭いが落ちるまで手を洗う
  4. 濡れた手に塩をまぶす
  5. お茶碗のご飯を手に乗せて、握る
  6. 具を入れて形を整えたら海苔を巻いて完成

 

手は確かにベトベトになりますが、

ラップの臭さがない上、塩が少し濡れた状態でご飯に付着するので、しっとり程よいしょっぱさのおにぎりになります。

めちゃ美味しいです。

これを食べたら二度とラップで握ろうと思わなくなりました。

 

 

ラップを買わなくなると、節約になるだけでなく、

家にあるものが物理的に減ります。

 

そうすると、

保管している場所が必要なくなりますし、

残量を気にして「買いに行かなきゃ」と管理するストレスからも開放されます。

ラップが安売りしてるか気にしなくてよくなるし、

買い物時の荷物からラップがなくなります。

重いものではないですが、嵩張ることは嵩張るので、ないにこしたことはないです。

 

さらに、うちはゴミ袋が有料の指定ゴミ袋なので、

ラップのゴミが出なくなることでゴミの量が減り、

ごみ袋もその分小さくできて節約になります。

 

 

ということで、

ラップはいらない! 

 

むしろない方がいいことだらけ! 

高級な蜜蝋ラップなんかも必要ない!

なければないで、人間なんとかなる!

 

というお話でした。

 

スーパーのビニール袋や、ジップロック、お皿で蓋をする…代用品はいろいろあるので、

是非一度ラップなし生活、試してみてください。

 

 

特に、おにぎり。

味に拘る人は、一度手で握ったら絶対戻れないはずです。