昨日台所にクエン酸スプレーがあったので、
勝手に借りてお風呂と洗面所のカランに吹きかけたら
ステンレスが輝くようにきれいになりました。
そしてクエン酸もアルコールスプレーと同じで、
拭くだけでいいのが楽。
ウタマロクリーナーは流さないといけないので毎日は絶対無理です。
そこでふと気づいたんですが、
風呂場、アルコールスプレーで拭き取りじゃなく、
電解水で拭き取りしたらいいんでは?
風呂を使ったら水滴は拭き取っているので、水垢はそんなについてないし、
毎日の風呂上がりのアルコールスプレーを電解水スプレーに変えれば、
皮脂汚れは落とせる気がします。
週一でクエン酸スプレーすれば、水垢もアルコールスプレーより落ちるし、
いいアイディアに思えてきました。
アルコールスプレーは濃度を薄めているとは言え、
風呂場が痛みそうなので、
電解水の方が風呂場にも拭き取りタオルにも優しいはず。
今のアルコールスプレーがなくなったら
試してみたいと思います。
雑談が長くなりましたが、
今日はミニマムでいたいからといって、
最近は何でもかんでも捨てなくなったお話を。
私は一部のジャンルのものは結構物が少ないです。
例えば写真と本。
卒アルとランジェリーの教科書と写真集1冊のみです。
地方で一人暮らしをしようと計画していた時に、
実家に置いていく私物は卒アルだけと決めて、写真類、本類は全部処分しました。
(残したいものはデータ化しました)
スキンケア、コスメ用品もポーチに入る量+ボディークリームのみ。
という感じで削れるところはかなり削ってます。
逆に服は大量に持ってますし、洋裁の資材も結構あります。
文房具も結構持ってます。
正直いらないなと思っているものも持っていたりします。
例えば、ボールペン。
ボールペンはジェットストリームの0.5が好きです。
ですが、出先で必要にかられて買ったり、
元々家にあったのを整理した時にもらったりして、
現在手元にジェットストリームが4本あります。
1本で十分です。
でも捨ててません。
使っているうちに買い替えのタイミングが来るはずなので、
4本くらいなら残しておいても問題ないと考えてます。
今年に入ってメモやノートに書くことが多くなったので、
ボールペンは着々とインクを減らしてます。
4月に1本使い切り、もう1本もおそらく今月中には使い切ると思います。
あと3年くらいあれば十分使い切れそうです。
ミニマリストなら、
ストックを持たない。
用途がかぶるものは1つにする。
のが普通だと思います。
でも、今現在結構物が減っているので、
ボールペン4本を管理するスペースに困るほどではありません。
どうせなくなれば同じものを買うんですから、
今ストックを持たないために捨てる必要はないと判断しました。
もったいない、節約、ということもありますが、
何より、まず、ゴミを減らすことを優先したいからです。
よく、断捨離で、
「一回捨てて、本当に必要ならまた買えばいい」
と言いますよね。
物で溢れている状態のときは、必要なことだと思います。
選択肢が多いほど人間は判断力を失っていくので、
まず物の総量を減らす必要がある。
でも一定のラインを超えて、
自分の持ち物がすべて把握できるようになった後は、
物を減らす、捨てる、にこだわり続けるよりも、
環境のことを考えるほうが大事だなと考えるようになりました。
本当に使わないものを捨てるのは仕方なくても、
使うもののストックを持たないために一旦捨てみるのはやめようと思ってます。
同じ理由で消しゴムも4個。
シャー芯も6ケースあります。
鉛筆も2本ある。
どれもパターンを引く時に結構使うので、わざわざ捨てる必要ないと考えてます。
それからアーティストのライブタオルも4枚ありました。
2枚ずつバスタオルとして使って、
1枚はぼろぼろになったので雑巾となり、今あと3枚となってます。
本音を言えば、ストックは手元にない方が気持ちいいです。
だれかもらってくれるならすぐにでも差し上げたいくらい。
でも、使い切った時の快感も悪くないものです。
よっしゃ!使い切った!次だ!
という気持ちも、いいものです。
自分は物を使い倒して、物を大切にしたということが、
なんとなく、自分は物を大切にできる人間だと自尊心を引き上げてくれました。
数年後にこのストック達がなくなった時に思いを馳せると、
それが楽しみでもありますしね。
そして、このストックたちを使い切ろうと努力している今、
私は物を大量に捨てていたときよりずっと
「物を安易には買うまい」という気持ちが強くなりました。
服や文具はフリマアプリではほとんど売れないので、
捨てるしかないことが多いです。
そういうものは、とても慎重に買うようになりました。
服はコットン、麻なら雑巾になりますが、
プラスチックの文具は、捨てれば捨てるだけ環境汚染するので、
そういうものは買う前に何度も「これは本当に必要か」と
自分に問いただすようにしています。
先日はアクセサリーが壊れてしまって、
直したいけどアクセサリー用のペンチはフリマで処分してしまってない。
けど、買い直したくない。
例え100均のでも、買い直したら、また捨てるか絶対に悩むことになるだろうな。
という状況に陥りました。
どうするか考えに考えて、
銀座にペンチを貸してくれるカフェを見つけて、
そこなら直せると解決策を見出しました。
……結局カフェに行く前に、
工具のペンチで無理やり直せるかやるだけやってみようとチャレンジして、
修理できたので、電車賃もカフェ代も0円で済んだんですけどね。
(アクセサリーに傷がつくので絶対に真似しないでください)
そんな感じで捨てればいいってもんでもないフェーズに、私はいます。
それは同時に、必要になったら買えばいいってもんでもないフェーズ、とも言えます。
消費主義からの脱却がミニマリストの目的の一つでもあると思うのですが、
物を所持しないことに拘泥しすぎるよりも、
持っているものを大事に使う。使い切る。
要らなくなるかもしれないものを、そうなったら捨てればいいからと安易に買わない。
というのも、ある意味では現代の消費主義からの開放なのかなと。
当たり前の事かもしれませんが、
そんなことを考えるようになった今日この頃なのでした。