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ジオプロダクトの25cm浅型両手鍋はフライパンとしても使える

鍋はジオプロダクトを使っています。

 

16cm片手鍋と、25cm浅型両手鍋です。

 

そのうちの25cm浅型両手鍋を

  • 鍋兼、フライパンとして使用できないか検討している方
  • ジオプロダクトの25cmソテーパンとどちらを購入するか迷っている方

がいるかなと思ったので、レビューを書いてみます。

少しでも参考になれば幸いです!

 

 

 

 

25cm浅型両手鍋はフライパンとして代用できる

結論から言えば、フライパンとして充分使えます。

浅いので、トングやターナーが縁に引っかかって、中の物がひっくり返しにくいということもないです。

 

肉と魚は焦げ付かないようになるまで慣れが必要ですが、慣れると油をほとんど引かずに焼けるのでヘルシーです。

こちらは鯖の塩焼き。油なしで焼いていますが、うまく焼けました。
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ステンレスで重いですし、片手鍋ではないので、軽いフライパンのように振る使い方はできませんが、それでもチャーハンなども美味しく作れるようです。

こちらはジオプロダクトではありませんが、参考になると思います。

 

私はこの鍋で、肉、魚を焼いたり、きんぴらなどの野菜を焼く系の料理も作っています。

もちろん、「鍋」ですから鍋として蒸したり煮たりもできます。

 

 

 

25cm浅型両手鍋をフライパンとして使う場合のメリット・デメリット

ただし、メリットもデメリットもあります。

 

メリット

持ち手がジオプロダクトのソテーパンよりコンパクト

25cm浅型両手鍋の取っ手部分を入れた大きさは35.2cmです。

一方、ジオプロダクトの25cmソテーパン(フライパン)は50.8cmあります。

50cmあると、狭いキッチンでは収納場所に困るサイズです。

 

収納をコンパクトにしたいのであれば、ソテーパンより浅型両手鍋のほうが良いです。

 

重さもジオプロダクトのソテーパンより軽い

同じ25cmだと、鍋は1780g、ソテーパンは1920gで、鍋のほうが軽いです。

ソテーパンは底が厚くなっているのでその分重くなります。

 

140gの差ではありますが、ステンレス製はただでさえ重いので、2kg近い調理器具は使いたくない場合は浅型両手鍋を選んだほうがいいでしょう。

 

鍋としても使える

鍋なので、当然鍋として使えます。

深さは25cmサイズで浅型両手鍋が7.4cm、ソテーパンが6.0cm。

 

ソテーパンより鍋のほうが1.4cm深いので、鍋としてはソテーパンより浅型片手鍋のほうが使いやすいと思います。

 

また、テフロンなどのフライパンでも、深型で鍋として使用できるフライパンがありますが、

それと比較すると、こちらはステンレス且つウォーターシールで火の通りが早く、無水料理にも向いています。

 

 

オーブンで使える

ジオプロダクトはオーブンに入れて使えます。

一般的なフライパンでは無理ですし、ジオのソテーパンでも長さが50.8cmもあるので、オーブン調理は難しいです。

 

その点、浅型両手鍋なら35.2cmのサイズが入るオーブンであれば、オーブン調理にも使うことができます。

このサイズがはいるオーブンをお持ちでしたら、グラタンやスポンジケーキをこの鍋で作ってしまうこともできちゃいますよ。

 

一生使える

テフロンは1年くらいで剥がれてしまいますが、ステンレス鍋は長持ちです。

特にジオプロダクトは15年保証がついており、期間内は修理してもらえます。

ジオはオールステンレスなので、つまみが樹脂製のものよりも長持ちします。

 

 

デメリット

予熱しないとくっつく

テフロン加工などされていないので、
焼き料理をするときには、予熱をしないと、肉や魚は鍋肌に素材がくっつきます。

 

また、予熱の加減も使い慣れるまでは難しいので、

料理嫌いだからとにかく簡単に調理したいんだよ!!

という方は、テフロンのほうが良いかもです。

(健康のためには鉄かステンレス製をおすすめしたいですが…)

 

とはいえ、くっつきやすいものを焼く際は、鍋から煙が出る一歩手前くらいまで思い切り予熱するとくっつかないので、何度かチャレンジすればきれいに焼けるようになりますよ。

 

テフロンのように焦げ付き0にはできない

テフロンフライパンはスルッと焦げや汚れがとれますが、
ステンレス製はさすがにそうはいかないです。

肉や魚を油少なめで焼くと焦げはできるので、テフロンほど楽には洗えません。

 

それでも、鍋が熱いうちに水を入れるとほとんどの焦げはスルッととれますし、

水を入れてもう一度加熱させればほぼキレイになります。

鯖を焼いた後、水を沸騰させてから洗った鍋↓
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このようにお湯で落ちない時は、クエン酸かセスキを水に溶かして湯を沸かすとキレイになります。

私はそれが面倒なときは、重曹で磨いてしまってます。

 

水とセスキを入れて沸騰させてから洗ったのがこちら↓

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かなりきれいになったのがわかると思います。

 

テフロンフライパンはテフロンが剥がれてしまうので磨いたりはできませんが、
ステンレスはお手入れ簡単でピカピカになります。

 

 

片手で持てない

ステンレス製はやはり重いですし、両手鍋なので片手で持ち上げるのはバランスが取りづらいです。

持てないことはないけれど、中身が入っている時は危険なので片手持ちはやめたほうが良いです。

 

ウォーターシールなので、野菜炒めなども

蓋をして蒸し焼き→蓋を取って水分を飛ばす→味付け

で調理することが多く、鍋を振ることはないので問題ありませんが、

不便に思うのは、

  • 野菜を茹でてザルに開ける時
  • 出来上がった料理を器に移す時
  • 水道から直接水を入れる時

に片手でできないこと。

 

小さな1口コンロキッチンなので、これが本当に不便。

広いキッチンで、作業スペースが大きければ両手持ちで作業してもそこまで問題ないと思いますが、狭いキッチンの場合は片手で持てるものにしたほうが良いです。

 

 

ソテーパンより焦げ付きやすい可能性がある

底の厚みはソテーパンのほうが厚く作ってあり、これは焦げ付きにくいためだそうです。

そのため、ソテーパンを使ったほうが焦げ付きにくく調理ができる可能性があります。

 

私はソテーパンを持っていないので比較ができないので、予測になりますが、ステンレス鍋は焦げ付かないようにするには多少慣れが必要なので、ソテーパンのほうが焼き料理をより簡単に作れるのかもしれません。

 

 

 

激せま1口コンロキッチンにはおすすめしない

以上がジオプロダクトの25cm浅型両手鍋のレビューですが、もう一つ。

1口コンロの小さなキッチンの方向けのレビューも書いておきます。

私は1口コロンロキッチンなのですが、1口コンロキッチンにこの鍋はおすすめしないです!!

 

鍋が大きすぎる

この鍋の場合、取っ手部分が大きく張り出しているので、鍋の直径以上のサイズになります。

コンロ上では使えますが、小さい流しでは水を入れたり、洗うのがけっこう大変な大きさです。

よく水道のカランにぶつけています。


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収納時も取っ手が邪魔なので場所を取ります。

 

 

蓋を置く場所がない

調理中に鍋から蓋を取ってどこかに置く時、小さい鍋なら蓋をIHのコンロ上に置いてしまうこともできます。

(一時的に置くだけで火を付けたまま長時間置かないでくださいね)


しかし、直径25cmある円盤を置く場所は、本当にどこにもありません。

結果的に横に立てかけることになるのですが、かなり高温の蓋を立てかけて壁が焦げ付かないかいつも不安になります。

 

今のところ壁は焦げてませんが、壁に汚れもつきそうだし、転がり落ちてきて足に直撃しそうで怖いです。

 

実際のサイズ感はこんな感じです。
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22cmくらいのサイズなら、流しに置いたりしても水道にぶつけたりしなさそうなので、もう少し小さいサイズで良かったなと後悔しきりです。

 

私は一週間分をまとめて料理するので、これくらい大きい鍋があってよかったと思うことはあります。

しかし、小さかったら小さかったで工夫すればなんとかなるのでは?と思うと、やはり1口コンロキッチンに25cmのジオプロダクトは大きすぎたと思っています。

 

 

 

結論

ジオプロダクトの25cm浅型超手鍋はフライパンとして充分使えるが、デメリットも結構あるので、デメリットを許容できるか考えてからの購入をおすすめします。

 

また、1口コロンロのキッチンの方へは、25cmサイズは大きすぎるのであまりおすすめしません。

特に1人暮らしでしたら後悔するサイズだと思います。

 

もし私のように一週間分まとめて調理するから大きいサイズがほしいのであれば、
ジオプロダクトは一生物の鍋ですし、値段も安くはありません。

1回購入してしまうと、捨てるのはもったいないし、かといって大きいのでフリマで売るにしても送料がかかるので、以下の方法で先に試してみるのが良いと思います。

 

1度25cmサイズの安いフライパンを買うか、誰かから貸してもらうかして使ってみて、

  • 自分の食事量から考えて大きすぎないか
  • キッチンのサイズから考えて大きすぎないか

を検討してから購入に踏み切ったほうが良いですよ。