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部屋探しでいい不動産屋を探す方法

やっと引越し先が決まりました。

 

貯金にしたいので、とにかく安くて、でもきれいな物件を探しました。

 

見つけたのは、1K で家賃29,000円、管理費3,400円の物件!!

これで貯蓄はできそうです。

 

でも物件が安くても、引っ越しの初期費用が高かったらあんまり意味がないですよね。

更新まで2年住むとしても、2年間でかかる費用

 

(初期費用 + 家賃(管理費込)× 24ヶ月) ÷ 24ヶ月

 

これが5万とかしていたら、実質家賃5万の物件に引っ越すのと変わりません。

 

そこで重要になってくるのが不動産屋さんだなと今回改めて思ったので、
どうやっていい不動産屋を探すか、実際に探した方法を記事にしてみます。

 

 

繁忙期は避ける

これは誰もが言っていることなので耳タコ情報だと思いますが、

ここをスルーすると何も始まらないので書きます。

 

引っ越し繁忙期は3、4、9月だそうです。

 

例えば新卒社会人で、通勤が実家から2時間くらいなら4,5月は実家から通い、6月に引っ越すとかしたほうが良いです。

入社したては忙しくて大変だとは思うけれど、

3月に引っ越したらまともな物件は家賃交渉できないです。

逆に言えば繁忙期でなければ、必ず家賃交渉しましょう。

時期、物件によりますが、築30年以上の物件なら大胆に2000円くらい値下げ交渉してみてもいいと思います。

駄目元なので、言うだけタダです。

尚、私は2000円値下げで交渉してもらい、1000円なら値下げOKとなりました。

 

話は戻しますが、不動産屋さんも繁忙期は稼ぎ時です。

1件でも多く契約に持ち込みたいので、

・高い初期費用が発生するお客さんの方を優遇しがち

・言葉巧みに早く入居を決めさせようとする

ということが起こります。

 

向こうもお仕事です。

1分1秒でも無駄にしたくないので、結構強引だったり、予算の少ないお客さんに冷たかったりします。

 

なので、費用を抑えたい人は繁忙期は絶対に避けるべし!

 

特に3,4月は次々と物件が空いては埋まっていくので、めちゃくちゃ焦ります。

 

気になってた服が「こちらで最後の1点です!」と言われると、
つい買っちゃったりするように、
焦ると人間は判断力が鈍るので、そういう意味でも避けたほうが無難です。

 

私の経験談を出すと、

家賃が激安で水道代も一定量までは込み。

ここにしようと半ば決めていた物件がありました。

しかし不動産屋さんに「この時期はすぐ埋まっちゃうので」とせっつかれながらも、

慎重派の私は一旦持ち帰って計算することにしました。

結果、一人暮らしの平均上下水道使用量で計算すると、

明らかに普通の物件で水道を使うより高くなってしまうことが判明して、そこは契約しなかった、ということがありました。

 

繁忙期は、やり手の営業さんほど、このせっつきが巧みです。

説得力のある理由を上げて、お客を焦らせ、とりあえず契約させようとします。

気をつけてください。

また、本当にすぐ埋まってしまうこともあります。

内見翌日契約しようとしたら別の人の入居が決まってしまっていた…とうことも頻繁に起こるので、内見した時間も無駄になったりもします。

 

 

繁忙期のほうが選べる物件の選択肢は多いので、
必然的に良い物件を見つけやすいです。

でも、家賃を安くしたいという確固とした意思があるなら、
閑散期に選べる範囲の中から、自分に最適な部屋を探すという妥協は必要です。

 

意外と閑散期にいい部屋が空いたりすることもあるので、
こればっかりは運です。

時間があるなら賃貸アプリを週2回くらいチェックして気長に探す。
次の更新で引っ越しを考えているなら、半年くらい前からアプリをチェックすると良いと思います。

 

内見をするときは都度、不動産屋を変える

忙しい人や、1日で決める必要がある人は難しい方法ですが、

じっくり探す方におすすめしたいのは、

 

複数の不動産屋さんで内見をする

 

です。

一発でいい物件が見つかることってそうないですよね?

何度か内見をすると思います。

その時に、

賃貸探しアプリで探して、気になる物件を見つけたら内見。

後日また別の物件を内見予約。このときは別の不動産屋さんを使う。

というのを繰り返します。

 

賃貸探しアプリには、「内見予約ボタン」がありますよね。

タップするだけで予約申込ページに移動するアレです。

あれを開いた時、前回内見で使った不動産屋さんと同じ不動産屋さんが表示される確率って低いと思います。

違う不動産屋さんだったら、そのまま予約。

万が一同じ不動産屋さんだったら、別の不動産屋さんをネットで検索し、メールで内見依頼を行う。これは気になった不動産屋さんならどこでも良いです。

これを繰り返すだけ。

 

私は5,6社で内見を行いました。

CM広告を出しているような大手ばかりではなく、
聞いたことないような不動産屋さんや、地元の不動産屋さんも含めるといいと思います。

 

大手はぼったくり気味なことが多いですが、中にはいい営業さんもいます。
過去、同じ会社でも別支店に行ったらいい営業さんに巡り会えた…という経験もあるので、一概にどこがいいとは言えないのです。

 

私の場合、1社が、ものすごく誠実な見積りと対応をしてくれて、
その不動産屋さんで契約しました。

 

実際に対面で話すのは、人を見る目に自信のある方には特におすすめします。

会って話すと、声のトーンや仕草、何気ない言動から、

その会社の雰囲気、人となりがわかります。

WEB内見でも声のトーンなどはわかるので、それでもOKです。

 

そういうのはあんまりわからないというタイプの方や、

時間がなくて、複数社使っている時間がない方は、

よく引っ越し初期費用節約ノウハウで言われている

 

気に入った物件があったら、複数社にメールで見積りを取る

 

でも良いと思います。

内見を行って、ここに入居したいという物件が決まったら、

いくつかの不動産屋さんに見積もり依頼を行い、一番信用できる見積書を送ってきたところで契約するという手順ですね。

 

ただ、この方法、
私は各社のメールアドレスを調べるの面倒くさいなと思いました。

ネットで調べられるんですけど、

不動産屋さんは星の数ほどあるので、どこに送るのかを絞るのも面倒くさい。

大手ではなく地域の不動産屋さんにも見積りを依頼したかったので、それを探すのも面倒くさかったり。

 

すべてスマホでやっていたので、
アドレス調べて物件のURL貼って文面書いて…がすでに面倒くさかったです。

(これは私が横着したのが悪いです。PCがあるならPC使ったほうが早いです)

 

その上、地域性なのかなんなのか、

仲介物件であることを確認した上で見積り依頼を行っているのに、

「うちでは取り扱いが無い物件です」と返事が来ることがあり、

結果的に1社しか見積もりが取れないということが、4件に1件くらいあって、

これも途中でメール見積りが面倒くさくなった理由でした。

 

どちらが合うかは人によると思いますが、

私は断然、いろんな不動産屋さんと出会う方をおすすめします!

 

 

余談1 こういう不動産屋さんもあります

若い頃も一人暮らししていた時期があり、いくつか不動産屋さんを見てきました。

 

だいたいは、すこし利益上乗せしているなーという普通の不動産屋さん。

一部はぼったくり不動産屋さん。そして本当に一握り、信頼できる不動産屋さん。

 

今回選んだ不動産屋さんは、その一握りの不動産屋さんでした。

 

見積りを見せて「この物件はオーナーが仲介手数料を払っているから、仲介手数料0円です」と最初にはっきり言ってくれた不動産屋さんなんか、始めてみました!

言わなければ0.5は取れるのに!

 

その上、「火災保険は自分で契約してもいいですか?」と尋ねると

「構いません。安いやつ入ってもらってもいいです。僕も自分の家はそうしてます。ただ、この保険だとマンションのオーナー会社の系列会社なので何かあったときに自分で手続きしなくても向こうが全部やってくれるので楽だと思います。なので、どちらかというとこっちをおすすめしますよ」と。

これまたこんな正直な不動産屋あるの?と心の底からびっくりしました。

 

この時、私の契約の利益じゃたかが知れているけれど、
どうせ引っ越すならこの人の売上にしたいと思いましたね。笑。

これができる営業マンの手腕。すごい。

 

こういう稀有な不動産屋さんも存在します。

なので、根気強く探してみていただきたいです。

 

 

余談2 塩対応でも謙虚な気持ちを忘れない

逆の例で、私が最初に行った不動産屋さんは、とても感じが悪かったです。

来社しても「いらっしゃいませ」もなく、誰も案内してくれない。

隣の席では「すぐ契約しないと埋まっちゃいますよ」と半ば脅しのような営業をする営業さんがいて、

私の担当の営業さんも、初期費用10万以下で探すアラフォーおばさんを「10万以下はちょっとむずかしいと思いますねー」と明らかに馬鹿にした雰囲気が漂っていました。

 

扱う物件一律10万以下が難しいという不動産屋は
ぼったくり企業の可能性が高いと、私は思っています。

なぜなら、家賃3万円以下で敷礼なし、仲介手数料を大家が払っている場合、おおよそ10万を切る物件になるので、探してないわけはない…
にも関わらず10万超える商品しかないということは、
どんなに初期費用が安い物件も、10万を超えるように仲介手数料等を上乗せしていることが予想されます。

 

でも、その気持ちもわからんでもないんですよね。

一回の成約が10万以下なんて。オーナー側からも手数料をもらっていたとしても、

内見や事務処理の人件費、ガソリン代、経費を考えたら、どこで利益捻出してるんだろうと思います。

 

初期費用を安く済ませたいということは、相手にとっては利益が少ないということですよね。

だからってぼったくるなよ!というのは簡単ですが、法に触れない範囲ならUPできる利益を上げようとするのは、いたしかたないです。

 

だから初期費用を安くしようとする時、大切なのは感謝や謙虚の気持ちだなと思います。

塩対応だとしても、それは仕方ないです。

だって大した利益にならない客ですから!

それなのに内見で数時間拘束してごめんなさいね。

時間割いてくれてありがとう。という気持ちは忘れてはならないと思っています。

 

なので、複数社で内見すること、いい不動産屋さんを探すこと、をおすすめはしますが、

相手に過度な負担にならない範囲で物件探しは行いたいと思いますし、

この記事を目にする機会があった方は、そうであってほしいなと思います!!

 

 

 

ということで、皆様がよい不動産屋さん、物件に巡り会えますように。