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「花は野にあるように」な生き方の探求所

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青い梅でも梅干しは作れる

今年始めて梅干しを作りました。

 

正確には、梅の塩漬けを作りました。

 

梅干しは干す必要がありますが、塩漬けは漬けるだけ。

めちゃめちゃ簡単でした。


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しかし、ちゃんと作り方を読まずに作り始めてしまい盛大にやらかしました。

 

まず、梅が青いまま漬けました。

そしてあく抜きもしなかった…。

 

本当なら梅が黄色く色づいてから、あく抜きをしてから塩につけるらしいです。

 

普段は結構ビビリなので、ちゃんとレシピ見るんですけどね。

見た上で適当にやって失敗することはよくありますけど。

 

でも今回は完全に把握せずに手順をスキップしてしまいました。

 

やらかしたー。

 

按田優子さんの「たすかる料理」だったかを読んで、

落ちてる梅を拾ってきて、ジップロックに塩と一緒に入れておくだけ

と書かれているのをうろ覚えのまま作ってしまったんですよ。


後から確認したら落ちている梅って熟している梅らしいこと、
おそらく按田さんはあく抜きはしない派(熟した梅はあく抜きしなくても青い梅よりはえぐみがないのかも)らしいことが判明して、

 

え。青梅そのまま漬けちゃった…これ食べられるの…?

 

と真っ青になったのでした。

 

 

ですが、それでも問題ありませんでした!

 

 

意外と大丈夫です。

 

 

私と同じように漬けてしまってからミスに気づいて慌てている方もいるかもしれないので、備忘録としてどんな感じの梅干し(梅漬け)になるか書き留めておきます。

 

 

 

青い梅をつけても大丈夫

青い梅では漬けられないというわけではなく、青い梅をつけると

 

漬かるまで時間がかかる

梅干しみたいにしわしわにならないものもある

 

となります。

 

 

漬かるまで時間がかかる

黄色く熟してからつければすぐに梅酢が上がってきますが、青梅は梅酢がなかなか上がってこないです。

梅酢に浸かるまでは、空気に触れやすく、空気触れるとカビが生える要因になるので、青梅の場合は特にジップロックなどの清潔できっちり密閉できるものでつけたほうがよいです。

 

梅干しみたいにしわしわにならないものもある

ちゃんとしわしわに浸かるものもありますが、青い梅はカリカリ梅のように、梅の形そのままに浸かるものが多いです。

この段階で干せばカリカリ梅になるらしいですね。

私は梅酢につけっぱなしにしてるので、梅酒の梅みたいな果肉がしっかりした食感で、味は梅干しのしょっぱすっぱいって感じです。

 

わたしはしわしわのじゅわー!が好きなので正直不満ですが、笑

食べごたえはあるし、これはこれで美味しいです。

 

 

あく抜きを忘れても大丈夫

本来は一晩水に浸けてアクを抜くとえぐみがなくなるらしいんですけど、

私はこの作業をすっ飛ばして塩漬けしてしまいました。

 

でも、大丈夫でした。

たしかに浸けて1ヶ月くらいはえぐいというか、渋みみたいのが若干ありますが、食べられない程じゃないです。

 

より美味しくするためにあくを抜くというだけで、そもそもあく抜きしなくても死にはしなかったです。

あく抜かないとお腹壊したりするのかと思ってたのでこれは本当に良かったです。

 

漬けてから3ヶ月くらい経ちますが、今は殆どえぐみはなくなりました。

あくを抜いてから漬けていたらもっと爽やかな味になっていたのかもですが、今の塩漬けも別にそんなに気にならないからいっかーと普通に食べています。

 

 

結論

 

梅の塩漬けは青梅て作っても、あく抜きを忘れても、

大丈夫です!

 

ただ、青梅だと食感が変わるのでぐちゃぐちゃ系が好きなら熟した梅を使ったほうがよく、

あく抜きはできればやったほうが美味しいです。

が、忘れちゃっても通常より長く漬ければ問題なく食べられます。

 

 

 

来年こそは熟した梅を塩抜きしてしわしわの梅干しを作ろうと思いますが、

今年のはこれはこれで肉感を楽しめるのでチャレンジできてよかったです。

 

自家製だと添加物が入っていないので安心して食べられますし、

梅干しは高いから、自分でつけたほうがコスパが良いです。

 

是非チャレンジしてみてください。