2025年6月、ついに砂糖断ちに成功しました!!
もう数年格闘し続けてきた砂糖断ち、断ったらもう一生食べられないんだと暗くなっていた頃もあったのですが、
砂糖中毒を抜けると、
意外と砂糖ちょっと摂取したくらいで中毒に戻ることはありませんでした。
お土産にもらったクッキーとか、
友人と出かけたときのちょっとした砂糖が入っている料理なんかは気にせず食べられてます。
食べて再び中毒に戻るかというと、そんなことはなかったです。
なので、
「お菓子好きだから砂糖断ちするの辛い」
と思っている方も、希望を持って取り組んでみてほしいです。
何度もチャレンジする
先に結論から言うと、何度もチャレンジすることが大事だと思います。
元も子もなく言えば、数撃ちゃ当たるという感じです。
私は2年くらい、チャレンジしては挫折を繰り返しました。
砂糖断ちを始めて、挫折しても、また思い出した頃に再チャレンジする。
1回でできなくても、諦めない。
でも何度もやっていく中で、
「こうすると前回より長く我慢できた」
「この方法は全然ダメだった」
とか、自分なりの方法が見つかってきます。
たぶん、これって人によって違うと思います。
そして、何回もチャレンジしていると、少しずつ中毒から抜けてきている可能性もあります。
私の場合は5月に徹底的に砂糖断ちをしてみたのですが、
その後コロナの後遺症で疲労すると喉にくるようになってしまいのど飴舐めて中断、
更にその後、旅行があり同行者に合わせて甘いものを食べたりで、挫折しました。
旅行から帰ってきて砂糖断ちを再開したものの、
今度は誕生日に食事に連れて行ってもらって、甘いもの注文しなければいいかと思ったら、まさかのサプライズケーキ……
でもこの時、ケーキをひとくち食べて、甘すぎるなと感じたのをはっきり覚えてます。
つまりこの時点で砂糖中毒からほぼ抜けていたんですね。
食事に連れて行ってもらうまでは、
好きなお菓子を食べたいと思うことも合ったのですが、
このケーキを食べて「甘すぎる」と感じたときに憑き物が落ちた気がします。
それ以来スーパー行ってもお菓子コーナーで「食べたい」と思うことがなくなりました。
こんな感じで挑戦と挫折を繰り返していると、いつの間にか中毒症状がなくなっていることもあります。
ただ、挫折後に反動で甘いものをどか食いするのはNGです。
挫折しても、以前より甘いものの量が増えるなどはならないよう、そこだけは注意してくださいね。
具体的な方法
あくまで私がやったときの具体的な方法です。
カレンダーに継続日数を書いた
紙のカレンダーを貼り、継続できたら、1日目、2日目、とわかるように数字を書き入れていきました。
挫折したら、1からやり直し。
これが自分には意外と効果がありました。
頭の中が「草餅食べたい」でいっぱいになっても、カレンダーの数字が8とかだと、
8日頑張ったのにまた1からになるのは嫌だ…
と思うと我慢できたんです。
これは今年はじめて導入した方法だったのですが、
自分にはめちゃくちゃ効果がありました。
なお、続くかわからないのにカレンダーを買うのをケチった私は、
紙にカレンダーを手書きして作ってました。
だいたい2ヶ月くらいで砂糖断ち成功に至ったので、実際に1年分のカレンダーはいらなかったです。
食事を増やした
砂糖以外なら何食べてもよし!
としました。
なので、食べたくなったら、ゆで卵、蒸し芋、玄米、果物、ヨーグルト、ナッツ、作りおきの料理、なんでも食べてました。
とにかく砂糖中毒を抜けることが目的なので、
抜けるまでは一時的に太っていいや!
と思ってました。
とはいえ、私はパレオダイエットという食事法をしているので、
凄まじい暴飲暴食にはならないこと前提です。
添加物やトランス脂肪酸、塩分もりもりの味の濃い現代食をしている方は、
最初に食事の見直しからしたほうがよいかもしれません。
現代食に慣れると、どうしても「カレー食べたい」「ハンバーグ食べたい」「牛丼食べたい」と定期的に食べたくなったりしますが、
これも一種の中毒だと思います。
かなり砂糖以外を徹底したパレオダイエット食にして半年くらいですが、
私はこういう衝動がなくなりました。
なので、今は砂糖の代替に食べるものと言ったら、最初に上げたようなものか、サラダ、味噌汁などなので、太るといっても1,2キロです。
果物を増やした
食事を増やしたと被りますが、果物は意識的に増やしました。
甘くて美味しいのでお菓子に似た満足感があるので。
お菓子と違ってビタミンや水分も取れるので、いいおやつです。
値段は高いけど、毎日200円のお菓子を買うなら、1個150円のりんごやキウイのほうがいいじゃんと思うようにしました。
季節ごとに安い果物は違うので、その季節に合ったものを買うといいです。
秋は柿、冬はみかん、りんご、春はパイナップル、柑橘類で安いのが多かったです。
今はプラムが安いですね。
色々買ってみて安くて気に入るフルーツを増やしてみるといいと思います。
果糖は体に悪いという人もいますが、パレオダイエットは果物OKです。
確かに、果物はジュースにすると100%でも肝臓に悪いんだそうです。
ジュースにはお気をつけを。
朝ウォーキングを始めた
これは全然習慣化できてませんが、
朝日を浴びながら30分歩く
というのを始めました。
とはいえ、週1回しかやらなかった日もあります。
でもやると、不思議なことにその日1日、砂糖禁断症状が軽くなりました。
30分も歩くのが億劫でやらない…という日が続いてしまったので、
最初は朝起きたら家の周りを1周、などハードルを下げて習慣化するのがいいかも。
現在もこの習慣化は模索中です。
たくさん寝る
眠りが浅いので難しいですが、なるべく7時間は寝るようにしています。
寝不足だと判断力が低下して、
仕事でイライラして気がついたらお菓子買ってた…
みたいな意味不明な行動をしがちなので。
また、ウォーキングをするためもあり、朝方にしました。
4時45分に起きて、22時までになるべく寝ています。
最後にエールを
何にせよ、砂糖断ちは地獄です。
5月の徹底的な砂糖断ち期間、2週間は本当に辛かったです。
和菓子が食べたくて食べたくて食べたくて。
意味もなく部屋の中ウロウロしている自分(外出するとお菓子を買ってしまうから外出を我慢中)に、動物園でいらいらして同じところをぐるぐるしている動物みたいだ…思ったことがあります。笑。
まあ、それくらいイライラします。
ですので、熱中できることを作っておくのもいいと思います。
例えば映画をずっと見続けるとか、小説や漫画を読み続けるとか。
そして砂糖中毒から抜けると、お菓子に使っていたお金をまるまる貯めることができるようになります。
例えば毎日コンビニで200円のスイーツ買ってたとしたら、月6000円貯金できます。
いくらお菓子が値上がりしたって気にならなくなります。
また、有名ケーキ屋さんの前を通っても、ケーキを買うこともなくなります。
中毒の中に合った時、
草餅好きな私は「これが好きだからやめられないんだ。砂糖断ちしたらこれを一生食べられないんだ」と思っていましたが、
中毒を抜けてみると好きだからやめられないわけではなかったのがわかりました。
別に食べなくても今は全然平気です。
でも好きではあるので、たまに美味しい和菓子やさんに行ったら買ってもいいかな…くらいです。
我慢しているというわけではないので、食べられないことがつらいとも思わなくなりました。
好きだと思っていたのは、どうやら中毒症状が起こす勘違いだったのです。
ケーキや焼き菓子も同じです。
大好きだから、もらったら嬉しい。
けど、買わなくても全然平気です。
本当に不思議ですよね。
執着ってもしかすると全部妄想なのかも、と最近思ったのでした。
今、砂糖断ちの地獄にいる方へ、そこを抜けると平穏が待ってます。
どうかがんばってください!!