今日は一日ワイヤーブラを作成。
3個目なので、今回はめちゃめちゃ上手くできそう。
元々洋服みたいなものを諸事情により30着以上、あらゆるタイプのを作ってきたから作成ごとに、どこを改善するともっときれいにできるか、コツを掴みやすかったのかも。
最初にランジェリーを作りたいと思った時、不器用な自分に縫えるだろうかと結構不安だったけど、
洋服の襟や袖付けに比べればランジェリーは結構簡単かもとすら思えてきた。
それでも肌に当たるものだから、左右で2mずれてくるだけで違和感があるから、練習あるのみ。
ランジェリーを自分で作るにあたって思うのは、ランジェリー業界って閉じられた業界だなということ。
私はオタクだから、例えば本を作ろうと思ったら自費出版でも相当なものが作れるのを知っている。
洋裁も、アクセサリーも、DIYなんかも、かじったことがあるからわかるが、専門店に行けばかなり本格的なものが手に入る。
でもランジェリーに関しては、資材が全然売っていない。
アンダー用のゴム、コメットテープ、マーキゼット、Zカン……
欲しい色のものを探す時、白黒以外はほとんど見つからないと言っていい。
ゴム系は太さもほとんど欲しいものがない。
それからレース。日本製のレースはありがちな花柄が多くて、なんかもっとデザインしようがないのかなと思うことが多い。
ヨーロッパのレースで輸入されているものはストレッチの効くものがほとんどないのも悩ましい。
そしてもっと根本的な問題。
そもそも作り方も、本なんかないし、教えてくれる先生も数えるほどしかいない。
それをとても不思議に思う。
下着って現代人は絶対に使うものだ。
料理や木工作業と同じで、個人がもう少し自由に作れてる環境があってもいいんじゃなかろうか。
ランジェリーの制作に興味を持つ人が密かに増えつつある今、もう少し、資材を取り扱ってくれるところが増えてくれるといいなと思う。