健康診断で検便に血が混じっているからと大腸内視鏡検査をすすめられたので、
大腸内視鏡検査を受けてきた。
めちゃくちゃ痛かった(呆然)
痛み止めみたいな薬を使ってもらったので、そこまで痛くないのかなーと思ってたら、とんでもなかった。
痛みは人によるらしいが、手術歴がある人は、痛い人が多いらしい。
過去の手術箇所が癒着していて、カメラが通るように剥がしているらしく、それが痛い。
例えるならお腹の中を何かが突き破って出てきそうな感じ。
映画のエイリアンを思い出してしまった。
痛み自体は生理痛にくらべたら全然大したことない痛みなんだけど、なんと言えばいいんだろう。
体の内側が勝手に動いているようななんとも形容し難い気持ち悪さと吐き気。
経験したことのない種類の痛みに、本能的に「腹破られそう」と感じてしまい恐い。
そして、その痛みが不意打ちにくるから声を上げないよう、動かないようにするのが難しい。
ずっと身体に力を入れていていいのであれば、ある程度我慢できるが、力抜いてくださいと言われて必死で力抜いて、しかし、力抜いているときに訪れる痛みを耐えるのは至難の業だった。
痛覚がない腸内が痛いはずはないから、周辺の筋肉とか膜が押されて痛みが発生しているんだと思うけど、だからこそどこが痛いのかよくわからない、都度痛いところが違う感じもまた気持ち悪かった。
先生も、「ごめんなさい。なるべく痛くないようにしてるんですが」と何度も声かけてくれたものの、後半はもう何しても痛くて、情けないことに呻き声が我慢できなかった。
見かねた先生が眠くなる薬を使ってくれて、すっと意識がなくなったので、あとはどうなったのかはよくわからない。
気がついたら、全部終わっていて、朦朧とするから別室で少し寝かせてもらった。
結果は多少ホリープが見つかったが、切除するほどでもないということだった。
大きな病気がなくてよかったー!ほっとした。
終わった後で看護師さんが優しくて
「痛かったよね。私も手術してたから、やってもらったときものすごく痛かった。出産の時より痛いんじゃないかと思ったからわかるわ」
と慰めてくれて、すごく癒された。
お産くらいってことは、たぶん私より看護師さんの方がめちゃくちゃ痛かったんだろうな。
大腸内視鏡検査の痛みは本当に人によりけりらしいということを学習した良い経験だった。
病院によっては麻酔使ったりするだろうから、次受ける必要がある時は痛くないって謳ってる病院で受けたい。
でもできるならもう二度と受けたくない! 笑